NY株、1万8千ドル割れ 欧州株安を嫌気


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 【ニューヨーク共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比55・16ドル安の1万7983・07ドルで取引を終えた。年末で商いが薄い中、欧州の株価下落などを嫌気して、1万8000ドルの大台を約1週間ぶりに割り込んだ。
 ハイテク株主体のナスダック総合指数は29・47ポイント安の4777・44。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も10・22ポイント安の2080・35だった。
 ギリシャの政局混迷への警戒感などから、アジアや欧州で株価が下落。投資家が運用リスクを回避する動きを強め、株式を手放す動きが優勢となった。
(共同通信)