墜落機の不明者捜索に全力 インドネシア救難当局


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
インドネシア・カリマンタン島沖の上空で、エアアジア機の捜索活動中に地図を広げるインドネシア軍兵士ら=30日(ゲッティ=共同)

 【ジャカルタ共同】インドネシアの救難当局は31日、墜落が確実となったエアアジア機(乗客乗員162人)の残骸が発見されたカリマンタン島沖で、不明者の捜索を続けた。周辺の水深25~30メートルの海底に機体とみられる影が確認されているが、海域は天候が悪くダイバーによる捜索は実施できていない。
 捜索救助庁のスリスティヨ長官は30日、3人の遺体を収容したと発表した。国軍によると、遺体はいったんカリマンタン島南部パンカランブンに運ばれ、その後、軍用機で搭乗者の家族らが待機するスラバヤに搬送予定という。
(共同通信)