中国外務省高官を解任、汚職か 規律違反で調査


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 【北京共同】中国外務省は2日、張昆生次官補兼儀典局長(56)が規律違反の疑いで当局の調査を受けており、これに伴い張氏を解任したことを明らかにした。規律違反の詳細は不明だが、汚職関連の可能性がある。

 胡錦濤前国家主席の側近だった令計画・人民政治協商会議副主席も重大な規律違反で調査を受けており、香港紙などは、張氏が令氏や令氏の親族ら多数の高官が摘発されている山西省の出身であることから、令氏の疑惑に関連して調査を受けている可能性があると伝えた。
 中国メディアによると、張氏は4人いる外務次官補のうち筆頭格で中南米を担当。在米大使館勤務など米国畑が長い。
(共同通信)