アパレル業界、純国産にお墨付き 販売回復へ経産省支援


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 アパレル関連業界が、織りや編み、染色、縫製の工程を国内で手掛けた「純国産」の衣料品に、お墨付きを与える取り組みを始めることが3日、明らかになった。値札などと一緒に独自のタグを製品に付けて販売し、日本の技術力が生かされていることをアピールする。

 安価な中国製などに押される国産の衣料品の販売回復につなげるのが狙いで、今年の秋冬物から店頭に並ぶ。経済産業省も「クールジャパン戦略」の一環として、海外展開を支援する考えだ。
 実施するのは大手アパレル加盟の業界団体などでつくる日本ファッション産業協議会。今月14日に公表する。
(共同通信)