海底でエアアジア機残骸を発見 インドネシア当局発表


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 【ジャカルタ共同】インドネシアの捜索救助庁のスリスティヨ長官は3日、同国カリマンタン島沖の水深約30メートルの海底で、墜落したエアアジア機の四つの残骸を発見したと発表した。最大の残骸は長さ18メートルあり、他の三つも近くで見つかった。残骸が機体のどの部分かは不明。

 救難当局は3日までに海域で計30人の遺体を収容した。
 同長官は記者団に、海底の残骸について「水中音波探査機による調査で、エアアジア機の一部と確認された」と述べた。周辺の海上では航空機燃料とみられる油膜も見つかった。当局は、飛行データを記録したブラックボックスの回収に全力を挙げている。
(共同通信)