「わし星雲」の新たな画像 ハッブル望遠鏡、精度アップ


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 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は6日、ハッブル宇宙望遠鏡が昨年9月に撮影した、地球から6500光年先にある「わし星雲」(M16)の新たな画像を公開した。

 立ち上る柱のようなガス状物質の中で、新たな星が次々に誕生する様子がとらえられている。ハッブルが1995年に撮影した星雲の画像は、地上の望遠鏡でとらえることができない鮮明さと美しさから、最も有名な天体画像の一つとして知られている。
 その後ハッブルには新たなカメラやセンサーが加わって性能が向上。2倍の解像度と広い視野、薄いガス状物質を通り抜ける近赤外線データによって、さらに鮮明な画像が得られた。
(共同通信)