将棋、内藤九段が引退へ 現役最年長棋士


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内藤国雄九段

 将棋のトップ棋士として活躍し、現役最年長の内藤国雄九段(75)が8日、3月末をめどに現役を引退する意向を明らかにした。体調不良を理由としている。
 神戸市出身。故藤内金吾八段門下で、1958年にプロの四段に。69年に初タイトルとなる棋聖位を獲得した。タイトル獲得は王位2期、棋聖2期の計4期。名人の挑戦者を決めるA級順位戦は通算17期在籍した。
 自由奔放な攻めは「自在流」と呼ばれ、ファンを魅了した。これまでの通算成績は1132勝993敗。
(共同通信)