刑法犯戦後3番目の少なさ 121万件、窃盗減が影響


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 昨年1年間の全国の刑法犯認知件数(暫定値)は、前年比10万1900件(7・8%)減の121万2240件で、戦後3番目の少なさだったことが8日、警察庁のまとめで分かった。このうち、窃盗犯は8万3924件(8・6%)減の89万7309件で、初めて90万件を下回り、最少を記録。窃盗犯の減少分が全体の減少数の8割を占めた。
 警察庁の担当者は「防犯性能が高い鍵や窓などの建物部品が普及したことや、防犯ボランティアが増えたことが減少の要因だろう。ソフトとハードの両面でいい流れができている」としている。
(共同通信)