特殊部隊投入、捜索続く イエメンで軍事訓練か、仏紙銃撃


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8日、パリ北東に集結したフランスの特殊部隊(ロイター=共同)

 【パリ共同=松村圭】フランス週刊紙銃撃事件で同国捜査当局は8日、パリ北東のエヌ県付近で逃走中の2容疑者の足取りをつかみ、重装備の特殊部隊を投入して大規模な捜索を続けた。カズヌーブ内相が8日夜(日本時間9日未明)の記者会見で確認した。パリ中心部では厳戒態勢を継続。米CNNテレビは複数の米政府当局者の話として、2人のうちサイド・クアシ(34)容疑者がイエメンで国際テロ組織アルカイダ系武装組織の軍事訓練を受けていたと報じた。
 2容疑者については国営テレビ、フランス3などが一時、エヌ県の隣のオワーズ県の民家に立てこもったと伝えていた。
(共同通信)