前支局長の出国禁止さらに3カ月 韓国法相


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し、同国政府が取っている出国禁止措置が15日に期限切れを迎えるのを前に、黄教安法相は同措置をさらに3カ月延長することを決めた。加藤氏の弁護人が14日確認したと産経新聞が明らかにした。

 加藤氏の出国禁止措置は昨年8月7日から始まり、既に5カ月が経過しており、今回の延長で最短でも8カ月に及ぶ見通しになった。
 歴史問題で日本に先に姿勢の変化を求めた12日の朴氏の記者会見を受け、日韓関係は再び緊張が高まっているが、出国禁止の延長で関係が一層悪化するのは必至だ。
(共同通信)