5時46分、鎮魂の祈り 阪神大震災から20年


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 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった1995年の阪神大震災は17日午前5時46分、発生から丸20年の大きな節目となった。かつての被災地では遺族らが鎮魂の祈りをささげ、つらく重い経験を未来の世代につなぐことを誓った。兵庫県などが主催する追悼式典には10年ぶりに天皇、皇后両陛下も出席された。
 神戸市中央区の東遊園地では市などが主催する「1・17のつどい」があり、例年より多い約1万4千人が集まり、発生時刻に合わせ1分間黙とうした。会場には約1万本の竹灯籠が並び「1995 1・17」の文字が浮かび上がった。
(共同通信)

阪神大震災の追悼行事で、犠牲者を追悼し手を合わせる大勢の人たち=17日早朝、神戸市中央区の東遊園地
阪神大震災から20年を迎え、神戸市中央区の東遊園地に浮かび上がった「1・17」の文字=17日早朝