障害者施設で性的虐待、京都 前施設長自殺


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 京都府南丹市園部町横田の知的障害者授産施設「あしたーる工房」で50代の前男性施設長が、女性利用者に性的虐待をしていたことが同市への取材で17日分かった。
 前施設長は問題発覚後の昨年12月に停職処分となり、今月6日に自宅で死亡しているのが確認された。南丹署によると、自殺とみられる。
 同市や施設を運営する京丹波福祉会によると、前施設長は複数の女性利用者の体を触るなどの虐待を継続的に行っていたという。
 京丹波福祉会の顧問弁護士は「チェック体制が不十分だったことも含め、法人として責任がある。利用者に説明するとともに、被害者への対応を進める」と話した。
(共同通信)