118番、99%は間違い電話 海保緊急番号、PRに懸命


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海上保安庁の運用司令センター=2011年1月、東京都千代田区(同庁提供)

 海上保安庁への緊急通報用電話番号「118番」に掛かってきた電話は、番号が導入された2000年5月以降、昨年末までの14年8カ月に約944万件に上るが、その99%は間違いやいたずらだった。海保が17日までに明らかにした。

 海保によると、間違いやいたずらは、1954年導入の110番が3割、27年導入の119番も1割弱で、歴史が浅い上、認知度の低い118番は突出している。海保は1月18日の「118番の日」を中心に、懸命のPR活動に取り組む。
 118番は最寄りの管区海上保安本部の運用司令センターにつながる。昨年1年間だけでも全体の99%が間違いやいたずらだった。
(共同通信)