「集団的自衛権の行使を認めません」「レッドカードを突きつけます」。安倍政権の安保政策に反対する女性たちが17日、怒りを示す赤い服などを着て「人間の鎖」をつくり、国会を取り囲んだ。約7千人(主催者発表)の参加者はシュプレヒコールに合わせ、つないだ手を振り上げた。
主催者側は、1970年代、古い慣習を打ち破ろうとしたアイスランドの女性たちが赤のストッキングを身につけた運動にヒントを得て、参加者に赤のセーターやマフラー、帽子などを着用するよう呼び掛けた。
横浜から来た女性事務職(37)は「息子たちが戦争に行くような社会になるのではと怖くなり参加した」という。
(共同通信)