ボコ・ハラムが80人拉致か カメルーン北部


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 【ナイロビ共同】カメルーン北部で18日、イスラム過激派ボコ・ハラムとみられる武装集団が複数の村を襲撃し、住民ら約80人を拉致した。ロイター通信が伝えた。被害者のうち約50人が10~15歳の子どもだという。
 ボコ・ハラムは昨年4月にもナイジェリア北東部で、女子生徒200人以上を拉致し、国際社会の非難を浴びた。その後は爆破テロを繰り返す一方、町や村を襲撃して支配圏を拡大。管理の緩い国境をまたいでカメルーンなどでも攻勢を強めている。
 ボコ・ハラムは拉致した子どもを少年兵にしたり、少女には戦闘員との結婚を強制したりしていると専門家は指摘している。
(共同通信)