6学級以下は統廃合検討を 小学校、文科省手引案


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 文部科学省は19日、公立小中学校の統廃合に関する手引案を公表した。小学校は6学級以下、中学校は3学級以下で、統廃合するかどうかの検討を自治体に求めた一方、存続させると判断した場合は情報通信技術(ICT)を活用して授業するなどの対策も示した。
 文科省は、統廃合や存続の判断は学校設置者の自治体が担うとした上で「国として一定の方向に誘導するものではない。統廃合と存続のいずれもメリットとデメリットがあり、手引を参考に検討してほしい」と説明している。
 手引案を19日の中教審で議論後、今月中に各教育委員会に通知する。
(共同通信)