拘束場所、シリア・イラク国境か 反体制派関係者が証言


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 【カイロ共同】過激派「イスラム国」とみられるグループが日本人2人の殺害を予告した事件で、イスラム国に近いシリアの反体制派関係者は22日、「2人はシリアとイラクの国境地帯で同じ場所に別々に拘束されていると聞いている」と証言した。数日前にシリア北部アレッポ郊外から移されたという。

 イスラム国が「首都」とするシリア北部ラッカで拘束されていたとの情報もあり、犯行グループが居場所を特定されないために支配地域内で移動を繰り返している可能性が高い。
 関係者は「日本人の人質事件はイスラム国の上層部が関与していて詳しいことは話せない」と述べた。
(共同通信)