2邦人安否なお不明 イスラム国、動き見せず


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 【アンマン共同】シリアとイラクで活動する過激派「イスラム国」を名乗るグループが、日本人人質2人の殺害を予告し身代金2億ドル(約235億円)を要求した事件は、一方的に設定された支払期限の翌日の24日になっても、イスラム国は声明発表など具体的な動きを見せていない。仙台市出身の後藤健二さん(47)と千葉市の湯川遥菜さん(42)の安否は依然不明。日本政府は24日も情報収集を継続し、犯行グループとの交渉ルート確保を急ぐ。
 日本政府はヨルダンなど中東各国に協力を要請。部族有力者やイスラム教指導者らを通じたグループ側への影響力行使を期待している。
(共同通信)