人質強要処罰法違反の疑いで捜査 警視庁と千葉県警


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 過激派「イスラム国」とみられるグループに湯川遥菜さん(42)=千葉市=と後藤健二さん(47)=東京都=が拘束された事件で、2人の住所地がある警視庁と千葉県警が、人質強要処罰法違反(加重人質強要)の疑いがあるとみて捜査を始めたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。

 警察庁は後藤さんの救出を最優先する方針で、海外の治安機関と連携して情報収集を進め、イスラム国とパイプのある宗教指導者や部族長らにアプローチを試みている。
 人質強要処罰法の加重人質強要容疑は、2人以上が凶器を示して人を監禁し、義務のない行為を要求したときに適用される。
(共同通信)