エジプトで兵士ら26人死亡 イスラム国系が犯行声明


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 【カイロ共同】エジプト北東部シナイ半島のアリーシュとその近郊にある軍や警察の施設など十数カ所で29日、武装勢力が迫撃砲を発射し、自動車爆弾を爆発させ、少なくとも兵士25人と警察官1人が死亡、60人が負傷した。AP通信などが伝えた。
 ロイター通信によると、過激派「イスラム国」に忠誠を誓うシナイ半島の武装組織が犯行を認める声明を出した。
 武装組織はイスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ元大統領が2013年の軍事クーデターで追放されて以降、イスラム勢力弾圧への報復として軍や警察を狙った大規模テロを繰り返している。
(共同通信)