体罰で処分された教員4千人 2年連続の大幅増、13年度


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2013年度に体罰を理由に懲戒や訓告などの処分を受けた公立学校の教員は、前年度より1700人増の3953人で、過去最多を更新したことが30日、文部科学省の調査で分かった。12年度に続く大幅増。国立は5人、私立は217人で、国公私立の合計は4175人だった。

 13年1月発覚の大阪市立桜宮高の体罰問題を受けた緊急調査では、公立校で5415人の体罰教員が判明。11年度まで300~400人程度だった処分者が、12年度には2253人に急増した。
 13年度もさらに増加したのは、緊急調査で判明した事案の半数以上が、年度をまたいで処分されたのが理由。
(共同通信)