死刑囚釈放でいら立ちか 「イスラム国」支持者ら


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 邦人人質事件で、過激派「イスラム国」のメンバーを名乗る男や支持者らは、インタビュー映像の中で、犯行グループを正当化する発言を繰り返した。イスラム国側は、後藤健二さん(47)の解放条件として求めているリシャウィ死刑囚の釈放交渉が進まないことに、いら立ちを募らせているもようだ。

 映像は、レバノンを拠点とする「トランステッラ・メディア」が30日までに入手した。イスラム国が「首都」とするシリア北部ラッカで撮影され、事件の犯行グループが身代金から人質交換へと要求を変更した後に制作されたとみられる。(カイロ、東京共同)
(共同通信)