モスクで爆発33人死亡 イスラム国支持派、パキスタン


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爆発現場のモスクを調べる当局者=30日、パキスタン南部シカルプール(AP=共同)

 【イスラマバード共同】パキスタン南部シンド州シカルプールにあるイスラム教シーア派のモスク(礼拝所)で30日、大規模な爆発があり、地元医療当局者によると少なくとも33人が死亡、50人以上が負傷した。モスクには当時、金曜礼拝のため多くの信者が訪れていた。

 過激派組織「ジュンダラ」が犯行を認める声明を出した。ロイター通信によると、同組織は昨年、過激派「イスラム国」への支持を表明しており「シーア派を標的にした」と主張した。シャリフ首相は声明で犯行を非難した。
 詳細は不明だが、地元メディアは警察当局者の話として、何者かが建物内に爆発物を仕掛けて立ち去ったと伝えた。
(共同通信)