埼玉県こども動物自然公園(東松山市)は31日、オーストラリアのクイーンズランド州から寄贈されたコアラ3匹の一般公開を始めた。仲間入りしたのは、雄で3歳のボウ、いずれも雌で2歳のドリーと1歳のジンベラン。15日に来園し、健康状態は良好という。
3匹はコアラ舎に放たれると、周囲を見渡しながらユーカリの木をゆっくり登り、集まった子どもたちから「目がかわいい」「毛がふさふさ」などと歓声が上がった。
既に同園にいるコアラ5匹は、親子が2組。国内のコアラ飼育数は1997年の96匹から半減しているといい、同園は「3匹に期待したい」としている。
(共同通信)