自民、公明両党は1日、邦人人質事件に関する与党対策本部会合を自民党本部で開き、在外邦人の保護と国内のテロ対策を徹底するよう政府に求める方針を確認した。
会合後、自民党の谷垣禎一幹事長は、中東の過激派「イスラム国」を名乗るグループの人質になっていた後藤健二さんが殺害されたとみられる動画が配信されたことについて「誠に残念だ。卑劣なテロ行為は断固として許せない」と記者団に強調した。
公明党の井上義久幹事長は「痛恨の極みだ。テロ対策をしっかり取らなければいけない」と述べた。
政府から加藤勝信、世耕弘成両官房副長官が出席し、状況を報告した。
(共同通信)
与党、邦人保護とテロ対策徹底を 対策本部会合で方針確認
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琉球新報社