名大生の同級生タリウム摂取か 傷害容疑で警察捜査


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 名古屋市で女性(77)を殺害したとして愛知県警に逮捕された名古屋大の女子学生(19)が宮城県内の高校に在学中の2012年、同級生の男子生徒が体調不良になったのは、劇物のタリウム摂取が原因との鑑定結果が出ていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。宮城県警が傷害容疑で捜査している。

 女子学生は愛知県警の調べに「高校時代、同級生に毒を飲ませたことがある」と供述。本人のものとされるツイッターには「硫酸タリウム買った」と書き込みがあった。愛知県警は名古屋市内のアパート自室から複数の薬品を押収し、成分の鑑定を進めている。
 タリウム化合物は殺鼠剤に使われている。
(共同通信)