【台北共同】台北郊外で台湾の復興(トランスアジア)航空の旅客機が墜落した事故で、同航空は4日、死者が19人、負傷者が28人となったと発表した。墜落直前に機体と接触したタクシーの乗客と運転手の計2人も負傷した。
旅客機には乗客乗員58人が乗っており、当局は残る17人の救出作業を続けた。地元テレビは、旅客機が機体を90度近く傾け、主翼が垂直方向になった状態で飛行、高速道に接触する墜落直前の画像を報じた。
台湾当局によると、乗客乗員に日本人は含まれていない。乗客のうち31人が中国からのツアー客だったという。
(共同通信)