台湾、墜落事故の死者31人に 不明者の捜索継続


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 【台北共同】台北郊外で起きた復興(トランスアジア)航空機墜落事故で、台湾の当局は5日、機体が突っ込んだ基隆河で行方不明者の捜索を継続した。エンジントラブルがあった可能性があるとみて高度や速度を記録したブラックボックスの解析を行い、事故原因の究明を本格化させた。

 当局は同日、乗客乗員58人のうち死者は5人増え31人となり、依然、12人の行方が分かっていないと発表した。負傷者は搭乗者の15人と、墜落直前に機体と接触したタクシーの乗客と運転手の2人の計17人。
 当局は、乗客の一部は墜落時に機体から投げ出された可能性もあるとみて、周囲も捜索した。
(共同通信)