事件直前にも男目撃 和歌山小5男児殺害


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 和歌山県紀の川市の住宅地で市立名手小5年、森田都史君(11)が刃物で殺害された事件で、逃走した男が発生直前に、現場近くで通報者の住民に目撃されていたことが6日、岩出署捜査本部への取材で分かった。
 捜査本部は男が短時間のうちに森田君に接近し、刃物で襲ったとみて、殺人容疑で行方を追っている。遺体を司法解剖し、詳しい死因を調べる。自宅周辺では数日前にも不審な男が目撃されており、関連を捜査する。
 捜査本部によると、事件直前に男を目撃したのは、森田君が倒れていた空き地付近に住む30代の男性。自宅の庭で作業中に、前を通りかかる男を見かけた。
(共同通信)