米キャスター、戦場武勇伝は脚色 謝罪、搭乗ヘリ被弾とうそ


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ブライアン・ウィリアムズ氏(UPI=共同)

 【ワシントン共同】米NBCテレビの著名キャスター、ブライアン・ウィリアムズ氏(55)が4日、2003年のイラク戦争取材中に自分の搭乗したヘリコプターが被弾し、緊急着陸したと語ってきたエピソードはうそだったと認め謝罪した。
 ウィリアムズ氏は先週の番組でも「12年前の恐ろしい出来事」として、この“武勇伝”を回想していた。4日夜の自らの番組で「私は後続のヘリに乗っていた。謝りたい」と告白し、フェイスブック上で「自分の経験を偽るつもりはなかった。何度も目にした現地の映像と、12年前の不透明な記憶が結びついてしまった」と弁明した。
(共同通信)