イベントの赤字は個人負担を誓約 大阪府と観光局


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 大阪観光局などが昨年開いた国際音楽イベントの赤字の一部、約2700万円を加納国雄局長が個人的に負担していた問題で、赤字が出た場合には局長個人が責任を負うとの「協定書」を大阪府と観光局が事前に結んでいたことが6日、分かった。
 観光局は2013年4月、府と大阪市、地元経済界で設立し、運営費として府市は年計5億円を支出している。行政が関与する事業で、損害を個人に負わせるのは異例。
 観光局などの実行委員会は14年4月、大阪城で世界の著名ミュージシャンを集めた国際ジャズ祭などを開いた。最終的に約9400万円の赤字が発生、加納局長が一部を個人で補てんした。
(共同通信)