北海道旭川市で6日から開かれている「氷彫刻世界大会」の作品制作が7日、佳境を迎えた。氷点下の中、参加者らが氷を削るチェーンソーの音が会場に響いた。与えられた制作時間は、8日午前11時までの40時間。審査で世界一が決まり、11日まで展示される。
会場のJR旭川駅前では、鳥がはばたく様子や泳ぎ回る魚といった躍動感あふれる彫刻が徐々に形づくられていた。観光客や市民らは、足を止めて作業を見入ったり、写真を撮ったりしていた。
大会実行委員会によると、今年は国内やタイから個人、団体の計71人が参加。使用する氷柱は1本の重さが135キロもある。
(共同通信)