小保方氏は「懲戒解雇相当」 理研、形式上最も重い処分で決着


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小保方晴子氏

 STAP細胞問題をめぐり理化学研究所は10日、論文に不正が認定された小保方晴子氏(31)が「懲戒解雇相当」と判断したと発表した。
 小保方氏は既に退職しており処分はできない。捏造や改ざんが認定されたSTAP問題に対し、理研は形式的に最も重い処分を下すことで決着させた。
 共著者の若山照彦山梨大教授は出勤停止相当と判断した。
 小保方氏が所属していた発生・再生科学総合研究センター(当時)の竹市雅俊・元センター長はけん責。共著者の丹羽仁史チームリーダーは文書による厳重注意とした。副センター長で自殺した笹井芳樹氏について、理研は「故人なので公表は控えた」と説明。
(共同通信)