改憲に賛否、建国記念日で集会


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 建国記念の日の11日、東京都内で憲法改正に賛否それぞれの団体が集会を開いた。反対派は改憲の動きの背景には世論の右傾化があると訴え、賛成派は改正に向けた議論をより深める時期だと訴えた。

 戦前の紀元節の復活だとして反対する市民団体は千代田区で、「安倍政権の暴走とナショナリズム」をテーマに講演会を開いた。
 神社本庁などでつくる「日本の建国を祝う会」は渋谷区で式典を開催し、約千人が参加。「憲法改正へ向けた動きを加速してゆく」「賛同者の輪を拡大する国民運動を大いに推進する」と訴える決議を採択した。
(共同通信)