米でイスラム系学生3人を射殺 ノースカロライナ州、憎悪犯罪か


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 【ニューヨーク共同】米南部ノースカロライナ州チャペルヒルの警察は11日、町内の住宅地で地元の大学に通うイスラム教徒の歯科大学院生とその家族ら計3人を射殺したとして、近くに住む男を殺人容疑で逮捕した。
 警察は「駐車をめぐる近隣トラブルが動機」との見方を示しつつ、イスラム教徒に対する「憎悪犯罪の可能性も含めて全容解明を目指す」との声明を発表した。
 3人とも学生で歯科大学院生のデア・シャディ・バラカットさん(23)と妻(21)、妻の妹(19)。警察の発表やメディア報道によると、10日午後5時ごろ、自宅近くの路上でクレイグ・ヒックス容疑者(46)に射殺された。
(共同通信)