女子学生を3カ月鑑定留置へ 名古屋、77歳女性殺害事件


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 名古屋地検は12日、名古屋市の無職森外茂子さん(77)を殺害した疑いで逮捕、送検された名古屋大の女子学生(19)の鑑定留置を名古屋簡裁に請求し、認められたと明らかにした。期間は5月12日までの3カ月。
 女子学生は愛知県警の調べに「中学生のころから人を殺してみたかった。誰でもよかった」と話しており、医療施設で精神鑑定し、専門家が刑事責任能力の有無を調べる。
 少年事件では、家庭裁判所への送致後に鑑定を実施する場合もあるが、地検は事件の特異性や19歳という年齢を考慮し、捜査段階での鑑定が必要と判断した。
(共同通信)