産経前支局長、出国求め審尋 韓国


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 【ソウル共同】韓国で朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が出国禁止措置の執行停止を求めた仮処分申し立ての審尋が13日、ソウル行政裁判所で開かれた。
 加藤氏は、証拠隠滅や逃亡の可能性がないのに、長期間の出国禁止措置で日本に帰国できず大きな精神的苦痛を受けていると主張する方針。
 加藤氏は昨年8月、朴大統領が同年4月の旅客船セウォル号沈没事故の当日に元側近の男性と会っていたといううわさがあるとの記事を同社ウェブサイトに掲載。これが朴氏と男性に対する名誉毀損に当たるとして起訴された。
(共同通信)