羽田と成田の国際線拡充を決定 交通政策基本計画


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 政府は13日の閣議で、羽田、成田両空港の国際線就航都市数を、2020年までにソウルや香港並みに拡充するとした交通政策基本計画を決定した。東京五輪・パラリンピックも見据え、産業や観光の国際競争力強化につなげる狙いだ。人口減少対策にも重点を置き、地方での生活の足確保に向けて、コミュニティーバスや乗り合いタクシーの普及促進も挙げた。
 交通分野全般にわたる政策目標を示す初の基本計画で、対象期間は14~20年度としている。
 「近隣諸国との厳しい競争に打ち勝つには、国際空港や港湾の機能強化が必須」と強調している。
(共同通信)