横浜市教委が映画後援中止 オスプレイ反対描く


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 米軍新型輸送機オスプレイに反対する沖縄県民を取り上げたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映会への後援を、横浜市教育委員会が昨年11月にいったん決めながら「おかしい」との市民の問い合わせを受けて今月、取りやめたことが市教委への取材で13日、分かった。

 市内で上映会を企画する「横浜キネマ倶楽部」が主催し28日に上映予定で、チラシやホームページに市教委を後援として掲載している。市教委生涯学習文化財課は映画を見ていないとした上で「申請書類から映画の内容を判断できなかった。教育委員会の中立性が損なわれると考え取りやめた」としている。
(共同通信)