子どもの性被害、漫画で防ごう NPOが小中高に無償配布


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 人身取引の根絶を目指すNPO法人「ライトハウス」(東京都)は、子どもが性の商品化の対象となったり、性的虐待の被害者となったりするのを防ごうと、被害実態を描いた啓発漫画「BLUE HEART」を発刊した。23日から全国の小中高校や児童福祉施設に無償配布する。

 ライトハウスに寄せられた相談を基にしたノンフィクション。時給の高いアルバイトにつられて女子高生が性産業に取り込まれる「JKビジネス」の話や、男子中学生の性被害、女子高生のリベンジポルノ(復讐目的の画像投稿)被害が描かれている。
 ライトハウスには、未成年者らの性的な被害の相談が1年間に約200件ある。
(共同通信)