鉄塔から転落、作業員死亡 神戸・六甲山、ケーブル交換中


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点検作業中の作業員が転落した「六甲有馬ロープウェー」の鉄塔=18日午後1時6分、神戸市北区で共同通信社ヘリから

 18日午前9時ごろ、神戸市北区の六甲山にある「六甲有馬ロープウェー」の鉄塔で、通信用ケーブルの交換作業をしていた60歳ぐらいの男性作業員が転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。一緒に作業をしていた50歳ぐらいの男性は転落しなかったが、右手の指を切断する重傷を負った。

 有馬署によると、鉄塔の高さは約20メートル。現場には8人がおり、死傷した2人が鉄塔の上で作業をしていたという。
 同署が身元の確認を進めるとともに、原因を調べている。現場は六甲有馬ロープウェーの有馬温泉―六甲山頂間で、六甲山頂の北約1キロ。
(共同通信)