辺野古 座り込みテントの撤去指導 北部国道事務所


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ゲート前に設置したテントを撤去するよう指導する北部国道事務所の職員(左)=19日、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、沖縄総合事務局北部国道事務所は19日午後、キャンプ・シュワブのゲート前で新基地建設に抗議する市民らに対し、ゲート前に市民らが設置しているテントや看板などを撤去するよう指導した。26日までの撤去を求めている。

 同事務所は、テントなどの設置で地域住民から苦情が出ていることを指導の理由に挙げた。ゲート前を訪れた同事務所の大城純一副所長は報道陣に対し、指導に従わない場合の対応について「引き続き指導を続ける。強制撤去(するか)については現時点でコメントできない」と話した。一方、市民らは「地域に最大限の配慮をして座り込みをしている。(指導は)住民運動の排除だ」と批判している。
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