酒気帯びでもゼロ表示の製品も アルコールチェッカー


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 国民生活センターは19日、息を吹きかけて呼気中のアルコール濃度を測る「アルコールチェッカー」に、条件次第で正確に測定できないものがあると公表した。酒気帯び運転に当たる濃度なのに、やや強く吹くとゼロと表示する製品もあった。

 車の運転が可能か判断するために使う人も多いが、センターは「測定結果を過信しないでほしい」と呼び掛けている。
 全製品とも、運転の可否の判断に使ってはいけないと包装紙などに記載しているが、センターが実施したアンケートでは、機器を所有する200人のうち53人が判断材料にしていた。
(共同通信)