原燃、活断層100m延長と報告 規制委、再検討を要請


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 原子力規制委員会は20日の審査会合で、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の近くにある活断層「出戸西方断層」(長さ約10キロ)の南端は、工場のある南側にさらに約100メートル延びるとした原燃の追加調査結果を審議した。規制委側は、さらに南側に続く可能性がないかどうか再検討するよう求めた。

 原燃はまた、地震や津波関係の今後の審査で、下北半島沖合を走る「大陸棚外縁断層」の活動性など10項目の説明を予定していると報告。原燃は月2回程度の審査会合の実施を求めてきたが、松村一弘副社長は「回数にこだわらずきちんとやっていきたい」と方針変更を表明した。
(共同通信)