「伝説の狙撃手」殺害で終身刑 映画ヒットで全米注目


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24日、米テキサス州の裁判所に出廷したエディ・ラウス被告(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】イラク戦争で「伝説の狙撃手」と呼ばれた元米海軍特殊部隊員を2013年に殺害したとして殺人罪に問われたエディ・ラウス被告(27)に対し、米テキサス州の裁判所は24日、仮釈放なしの終身刑を言い渡した。元隊員を描いた映画「アメリカン・スナイパー」が大ヒットしており、裁判は全米の関心を集めていた。

 元隊員はイラクに4度派遣され、武装勢力など160人以上を殺害したとされるクリス・カイル氏。ラウス被告もイラクに派遣された元兵士で、カイル氏の友人も含め同州の射撃場で3人で射撃をしようとしていたところ、被告が2人を射殺した。
(共同通信)