経済

角川ドワンゴが伊計島に通信制高校 来年4月開校計画

 【うるま】出版大手KADOKAWAとニコニコ動画で知られるドワンゴが経営統合した「KADOKAWA・DWANGO」(東京)が、通信制高校を開校する計画を進めていることが6日までに分かった。2012年3月に統廃合で廃校になった、うるま市与那城の伊計島にある旧伊計小中学校を拠点にし、1年目は全国から5千人の生徒を募集する計画だ。市企画課によると、16年4月の開校を目指し、市と地元自治会との覚書締結の手続きを進めている。

 KADOKAWA・DWANGOは経営統合後の10月に那覇市内に事務所を開設した。現在は通信制高校の認可を県に申請する準備をしている。旧伊計小中跡地は、通信教育で学ぶ生徒が、教室で教員と直接対面して1週間程度授業を受ける「スクーリング」の場として活用する。同社の担当者は、計画の詳細について「現時点では答えられない」と話している。
 市と地元自治会はこれまで、学校跡地の利用方法を検討していた。旧伊計小中跡地は12年以降、年に3回のペースで行われる「イチハナリアートプロジェクト」「暮らしにアートin伊計島」の会場となっていた。
 伊計区は2月の審議委員会で計画の受け入れを了承した。旧伊計小中跡地で通信制高校が開校された後は、建物の一部を地元の人が利用できる策などを話し合っている。生徒の農業体験などで地元住民を巻き込んだ運営が可能か協議をしていく。玉城正則自治会長は「島の活性化につながると期待している」と話した。(東江亜季子)



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス