淡路島の被害者側、県警に相談 凶器か、複数の刃物押収


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 兵庫県・淡路島の洲本市の民家2軒で住人の男女5人が刺され死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された近くに住む無職平野達彦容疑者(40)との関係について、被害者側が県警に相談していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。
 県警が9日に平野容疑者宅を家宅捜索し、ナイフを含む複数の刃物を押収していたことも判明した。凶器が含まれているとみられ、血液が付着していないかなど詳しい鑑定を進める。
 捜査関係者によると、被害者側から相談を受け、パトカーが近所を巡回していた。平野容疑者のものと思われる会員制交流サイトなどには、被害者らを中傷する書き込みがあった。
(共同通信)