東京大空襲で追悼法要 70年の節目、冥福祈る


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東京大空襲から70年目を迎えて営まれた追悼法要=10日午前、東京都墨田区の東京都慰霊堂(代表撮影)

 太平洋戦争末期に約10万人が命を落としたとされる東京大空襲から70年の節目となった10日、遺骨が安置されている東京都慰霊堂(墨田区)で追悼法要が営まれ、遺族らが犠牲者の冥福を祈った。
 東京都慰霊協会の主催で、遺族のほか、安倍晋三首相や舛添要一知事らが参列。秋篠宮ご夫妻も出席された。
 安倍首相は「過去に謙虚に向き合い、悲惨な戦争の教訓を深く胸に刻みながら、世界の恒久平和のために、あたう限り貢献する」と述べた。
 1945年3月10日未明、300機を超える米爆撃機B29が大量の焼夷弾を無差別に投下し、下町を中心に大きな被害が出た。
(共同通信)