大阪府の中原教育長辞職へ 部下へのパワハラ認定 


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中原徹氏

 部下の職員へのパワハラ行為が認定された大阪府の中原徹教育長(44)が11日、府教育委員会に辞職の申し出をし、府教委は臨時会議で同意した。当初は続投の意向だったが、府公館で記者会見し「現場に迷惑を掛けた」と翻意した理由を説明、「教育改革を期待されたが道半ばで終わってしまい申し訳ない」と謝罪した。

 また松井一郎知事に10日に電話で辞職の相談をした際に「進退の判断は任せる」と言われたことを明らかにし、知事も辞職に同意する意向との認識を示した。府議会の公明党や自民党などが辞職勧告決議案を提出するなど責任を追及していた。
(共同通信)