エボラ熱死者1万人超す WHO、終息見通し立たず


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は12日、エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が10日までの時点で2万4350人に上り、うち死者が1万4人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、死者は1万19人となる。
 感染拡大のペースは以前に比べ鈍化しているものの、依然として死者、感染者ともに増加しており、終息の見通しは立っていない。
 WHOによると、3カ国の国別の死者はリベリアが4162人、シエラレオネ3655人、ギニア2187人。
(共同通信)